●○道場での心得○●

少林寺拳法の修行は道場に入る前から始まっています。道場での心得は「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」、「合掌礼(がっしょうれい)」、「作努(さむ)」、「服装」、「態度」、「言葉」の六つをきちんと行うことです。道場だけではなく、職場や学校、毎日の生活の中で自然にできるように何度も繰り返して身につけることが大切です。


脚下照顧(きゃっかしょうこ)・・・自
分自身をかえりみる

少林寺拳法の修行の第一歩は、自分自身を見つめることから始まります。例えば、道場の扉を開けて靴を脱ぐという何気ない日常の動きの一つ一つが、実は大切な修行なのです。「脱いだ靴を揃えること」「他人の靴にも気を配ること」、この単純な行為の中に修行に対する心構えが求められているのです。脚下照顧とは、自己を見つめ省み、自己の内に真理を求めるとの意味があります。


合掌礼(がっしょうれい)・・・互いに人としての尊厳を認める

人と人の交わりは、礼に始まり、礼に終わらなければなりません。正しくきちんと、心からあいさつすれば、自然に姿勢も正しくなり、心も正しくなるものです。少林寺拳法は「行」として修練するものですから、敬愛と互譲の心をこめてあいさつしましょう。そのため少林寺拳法の礼式はすべて合掌礼になっています。また、合掌礼は少林寺拳法の構えでもあります。


作努(さむ)・・・日常生活に必要な作業を軽視しない

少林寺拳法では、修練の前後に拳士全員で必ず道場の掃除をします。この掃除や、食事の支度などいろいろな作業を私たちは「作務」と呼び大切な修行のひとつとしています。修練の前の掃除は、気持ちよく修練できる場をつくるという意味を持ち、修練後の掃除は、感謝の意味をこめて道場をきれいにして帰宅するという意味を持っています。そのため、この掃除は先輩や後輩も関係なく全員で行います。少林寺拳法の道場では、この時間は誰もが初心にかえって、自分の心の掃除をする気持ちで取り組みます。


服装・・・清潔な身だしなみ(きちんとした身なりを)

少林寺拳法を修行する人は、それにふさわしい、清潔な服装を心がけます。派手に外見を飾ることもふさわしくありません。清潔な道衣は、着ている人はもちろん、見ている人も気持ちがいいものです。修行の場としての雰囲気を損なうものや、修練の邪魔になるものはふさわしくありません。無造作な長髪や長い爪、アクセサリーはいうまでもありません。修練のさまたげになり、けがをすることも考えられます。


態度・・・学ぶ気持ちを形にする

修練の場合はもちろん、毎日の生活でのいつも先輩を敬い、後輩を侮ることなく、人と接するときは、礼儀正しく、節度を持ち、学ぼうという姿勢で臨むことが大切です。少林寺拳法では、結手構えで相手を向き合うことが基本です。先生の話や説明を聞くときも、腕組みではなく結手構えで、座り方、立ち方なども定められた形、動作で機敏に動くように心がけてください。


言葉・・・それは話す人の人格である(正しい言葉、品のよい話し方を)

言葉には「響き」があります。その「響き」こそ、話す人の人格です。少林寺拳法の修練で態度とともに大事なのが言葉です。言葉は相手に自分の気持ちを伝えるだけでなく、あなた自身を表します。正しい言葉、ていねいな言葉、相手に敬意を持った言葉をこころがけましょう。

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