沖神小説
砂時計

砂時計

どうして言えないかな・・・
ただほんの一瞬の迷いが俺の時間を狂わせる
口を開くといつもそう
言いたいことの半分すらも伝えられずに
俺の口は言葉を選びそこねる
なんで言えないかな・・・
ただほんの一瞬素直になればいいだけの話し
口から出るのはいつもそう
ほんとはおもってもいないことばかり
心にもないことを次々と並べては倒して
つま先立ちで後ろを振り返っている

君を前にすると無理なんだ
君が前にいると無理なんだ
君の前でだけは無理なんだ

いろんな言い方をしては自分に納得をさせて
まるで幼い子供の一人遊びかのように
心に砂をためていく
山積もった心の砂場はたまにひっくり返る
君の声でひっくりかえる
君の笑顔で 君の涙で 君の視線で
俺の心は一瞬素直になれる

どうして、なんで、その一瞬をためらってしまうのか
俺の心にある砂場をひっくり返してはもどして
きっとそれは砂時計のような・・・
小さくもろい俺のシーソーゲーム

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