K ソウルミュージックとキヨシローの巻
5月7日

前回のコロコロに書いたとうり、吉祥寺の曼荼羅という40年の歴史ある老舗のライブハウスで我々チキン軍団は、大御所、ダイナミクスとの共演を果たした。


来てくれたみんな!


この場を借りて、礼を言うぜ〜ゥ


「愛しあってるか〜〜い!?」


っと、まぁ・・・
皆さんは、気づいただろうか?

LIVEが後半になるにつれ、オレのMCが、キヨシローっぽい発言を箇所箇所に入れていた事を!



そうなんです!

ネタバラしを今回しちゃうと、実はアンコールにR・Cサクセションの曲を用意してたんだよね!


まぁ、オレの予想どうりアンコールはないと思いますが、一応・・・
まんがいちに備えてというコトでファン・チキメンバーには、説明して、この曲を用意した。


えっ・・・?


アンコールがあるか、ないかなんて予想できちゃうの〜?だって??






ハ・ハ・ハ・ハ〜ゥ


プロのアマチュアをナメんなよ〜ヘ



蓋をあけて見なけりゃどうなるかわからない・・・(プロのステージもそうだと思うが、ハプニングの質はアンダーグラウンドの方が確実にオモチロイし、責任感もない、あるのはバンドマンとしての同士の信頼感のみ)

これがアマチュアバンドの醍醐味よ!!


無線だって、アマチュア無線の方が形式ばってなくてオモチロいだろ?

責任感のあるLIVEなどまっぴらだ!


えっ?


無線の話なんかどーでもいいし、それにアンコールがなんでキヨシローなの?
だって??


横山 剣リスペクトバンドなんじゃね〜の?だって??



よ〜し!オレはこのまま無線の話を続けてもいいんだが、そんなに言うんなら・・・


説明しよう!(タイムボカン調で)


勘違いしないで貰いたいのは、横山 剣リスペクトバンドというのは、我々にとって、たんなる機会にすぎない。

わかりやすく例をあげて説明すると、日本全国にビートルズのコピーバンドがいるとする。

その多くが、ビートルズ本人達になりたがっている。(中にはいついつのLIVEでジョンのギターのミストーンをそのまま演奏するバンドもあるらしい)


キャロルのコピーバンドにしたってそうだ。エイチャンやジョニーになりきりたくやっている形態のバンドが殆どだ。


そしてキャロルよりも「ファンキーモンキーベイべー」に年期が入っている。(キャロルのコピーバンドは我々より上の世代が殆どで、キャロルの曲はキャロルよりも演奏しているから本家よりもリアルキャロルだ)


それに全国のエイチャンのそっくりさんやエルビスのそっくりさんも同種の考え方で

その憧れの人にどれだけ近づけたか、似てたかに価値基準の比重がおかれる・・・


モノマネの人達と同じ価値観なのだ。


それはそれで素晴らしい芸だと思うし、ましてやそれで食ってるひとなど、尊敬の位置に値する。(俺はまっぴらだが)



だから我々ファン・チキのLIVEは、剣さんファンが見ると、ウケがワルいようだ。


それはオレの容姿やステージングが剣さんに似ていないうえに剣さんっぽくやってないのにほかならない。


したがって、そういうモノを求めて我々のステージをみると、「な〜んだ、ただ剣さんの作品をなんとなく演奏してるだけじゃん。」

っと、いうふうに見える仕組みになっている。(笑)

我々に剣さんのモノマネバンドを期待して来るとしたら、それは違うバンドを見に行った方が、ハッピーな時間を味わえるハズです。(どちらかというと俺がモノマネしたいのはJ・Bのステージングかな。)


それにオリジナル曲も増えてるしね!(オリジナルの方はおかげ様でウケがいいようだ)

では、なぜ我々が横山 剣リスペクトバンドを名のる必要性があるのか・・・



それはオレを偉大なるソウルミュージックに出会わせてくれた張本人だからである!


まぁそのコトは、最近更新されてないが、オレのオレによるオレの為の自伝記「チキチキ物語」←(コロコロコラム内不定期連載中)

で詳しく書くことにしよう。


今回は、剣さんのコトよりもなんでアンコールに「忌野清志郎」だったのかということを書いてみたいのだ。



実は、この人こそ日本のソウルミュージック継承者の第一人者であり、ロックンロールの生き方であり、パンク的思想で社会にメスを入れ、70年代ニューウェーブのような奇抜なファッションでステージに這いずり回り、そしてチャリンカーであり、家庭ではいいお父さん・・・


とにかくいろんな顔を持つ

男版キューティーハニー!!


みたいな、ヘンなオジサンなのだ。


特にオーティスレディングに対する敬愛の現れは、LIVEで、「スイート・ソウル・ミュージック」の中に「ドック・オブ・ザ・ベイ」や「I'VEBEEN LOVING YOU TOO LONG」などを挿入している面からしても一目瞭然!!



あのオーティスの代表的なシャウトフレーズ

「ガッチュ! ガッチュ!」
なんて、俺は小学校の時、清志郎のLIVEビデオで初めて知ったし、清志郎のオリジナルシャウトだと思ってたくらいだ・・・


はっきり言って、カッコイイとは、思わず、


「ナンじゃ!コリャー」って感じ。


キヨシローとオーティスの出会いは、彼が高校三年の時。
プロとなったバンドにマネージャーが付き、その人の影響で聴くようになったそうな。

その時キヨシローは俺がキヨシローに思った感覚と似たモノをオーティスに思ったらしい・・・


「それまでビートルスとかストーンズしか聴いたコトなかったから、ナンダ!これはゥみたいなさ、やたらおもいっきり歌ってんなぁ〜みたいな(笑)シャウトっていうのを初めて知ったもんね」






そして俺の大好きなキヨシローのアルバム『メンフィス』ではオーティスのバックバンドである、S・クロッパー率いるMGSとの共作だ!


やはりレコーディングの際、オーティスの話をいろいろきいたそうだ。


「メンフィスのフレーズ、いくらでも、すぐでるんだよ。だって、ある日スタジオに入るとさ、肩慣らしとか言って、いきなりソウルマン≠フイントロ弾いてるし、バラード作ろうってコトになって弾きはじめたらI'VEBEEN LOVING YOU≠ネの
(笑)
そんなのばっかり。でも、それが嬉しかったな。」


と、1992年9月24日発売の「宝島」に書いてある。



そして5月2日はキヨシローの命日。



一年前の5月(命日月)にファン・チキのLIVEがあった時も、この「メンフィス」のアルバムから『雪どけ』というバラードナンバーをLIVE本編中にとりあげて追悼の意を我々は表している。
(ファン・チキメンバーのキヨシローファン比率は多いのだ)


今回の曼荼羅LIVEも、五月だし昔RCも曼荼羅でやってたみたいだしと思い準備していたが今回は本編でやらず、あえてアンコールに持ってきて、あとは天国のキヨシローに委ねた。


でも今はアンコールがなくて良かったと思っている。

おかげで、今こうしてキヨシローに対する思いが、このコロコロコラムで書けてる訳だから

キヨシローについて書きたい事は、もっと山ほどあるが、

今回は
最後に俺達があの日やろうとしていたキヨシローの、約20年くらい前に発表した曲、エディ・コクランのカバーで


「サマータイムブルース」

全日本語歌詞を紹介して終わります。


この男版キューティーハニーおっさん。ある時は偉大なる預言者でもあった事がわかるはず!


『サマータイムブルース』

あつい夏がそこまできてる

みんなが海にくり出して行く

人気のないとこで泳いだら(原子力発電所が建っていた!)

さっぱりわかんねぇ〜

何のため!

狭い日本のサマータイムブルース!

あつい炎が先っちょまで出てる

東海地震もそこまできてる

だけどまだまだ増えている(原子力発電所が建って行く)

さっぱりわかんねぇ誰の為?

狭い日本のサマータイムブルース!

寒い冬がそこまできてる

あんたもこの頃、抜け毛が多い

だけどもテレビは言っている(日本の原発は安全です)

さっぱりわかんねぇ根拠がねぇ

これが最後のサマータイムブルース!

アクセク稼いで税金取られ

たまのバカンス田舎に行けば

37個も建ってる!(原子力発電所はまだ増える)

知らねえうちに漏れていた〜

あきれたもんだなサマータイムブルース!!

(電力は余ってる!いらねぇ〜欲しくねぇ〜)











な〜んぼのもんじゃいゥ

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